ビギナーにオススメ!無料で価格改定
2017/12/26
Amazon販売をしていて、めんどくさい作業は色々ありますが、価格修正も手作業でやると相当めんどくさく、時間がかかりますよね。
知らない間に自分の出品価格よりライバルがわずかに値下げをしていたために、販売機会を逃したり、逆に相場があがっていることに気付かず、自分だけ安い値段で販売してしまっていたり…
価格改定ツールを使わずに出品しているとそんな経験をすることは珍しいことではないと思います。
有料の価格改定ツールを使うのは出費も多く勇気がいりますが、セラーセントラル『価格の自動設定』は無料の機能です。
『価格の自動設定』を使うと、多数の商品の価格を簡単に更新することができ、時間を大幅に短縮することができますよ。
『価格の自動設定』使い方
セラーセントラルのホーム画面上部の「価格」タブから
「価格の自動設定」を選択します。
左下の「開始する」をクリックします。
ポイントがどうの~というメッセージが表示されますが、続行で大丈夫です。
ちなみにこれは、Amazonの自動設定ではポイントを考慮した自動修正はできない、ということを言っています。
価格設定のルールを作りましょう。
①ルールを複数作ったときに、判別しやすいようにルール名をつけましょう。
自分に分かりやすい名前であれば大丈夫です。
②基準となる価格を「ショッピングカートボックス価格」または「最低価格」から選択します。
新品商品の出品ならカート価格に合わせておきましょう。
☆別記事にも書いていますが、Amazonではカートを獲得することが売り上げをあげるための重要な要素です。
今現在カートを獲得している価格設定に合わせることはとても大切ですが、手動だと限界がありますよね。
「ショッピングカートボックス価格」を基準価格と設定しておけば、自動的に追従してくれるのでチャンスを逃しません。
③実行する価格設定操作、では②で基準とした金額をもとに、どのような価格設定にするかを選択します。
基準となる値段より安くするか、高くするか、同じにするか…
新品商品の場合はカート価格と同じにしておいて、全然カートがとれないようであれば少し安くするなど、調節していきましょう。
④③で基準価格より安いor高いを選んだ場合の金額指定です。
¥または%で価格差を決めることができます。
⑤商品の比較対象を選択します。
・「ASINのコンディションが同じすべての商品」を選択するとFBA、自己配送、Amazon直販、すべてが対象となります。
・「特定のタイプの商品」で出荷方法別を選択可能です。
Amazon直販部門以外の出品者のみ、を選ぶとAmazonの動きは無視して価格設定をします。
②で最低価格を選択した場合
少し選択肢が増えます。
・サブコンディション(商品の状態、非常に良い、など)が該当商品以上の商品のみ
→例えば自分が出している商品が“良い”の場合、“良い”と“非常に良い”が比較対象になります。
・「評価が自社と比較して~」では、出品者評価が基準になります。
一時期はやったAmazon詐欺で、異常に安い価格をつけ、どんどん売って配送せずに逃げる(当然評価は悪い) というものがありましたが、こんな出品者に合わせていたらまともに商売ができないですよね。
そういう悪質な出品者を避けるのに使うといいかもしれません。
条件を設定し終わったら
自分の出品商品一覧が出てきますので、先ほどの価格設定を適用したい商品を選択し、
①で出品価格の上限と下限を設定し
(これを設定しておかないと値段が下がり続けるなど恐ろしいことになりますので必ず設定しましょう。)
②価格の自動設定を開始、で完了です。